就活生必見！スーツのプロが教えるオンライン面接のコツ

コロナ禍の就活

3月から就活のエントリーも始まり、はるやまにも就活に臨む学生の皆様に多数ご来店頂いています。

最近の就活事情を聞くと、コロナの影響で今まで当たり前のように行われていたグループディスカッションやグループワークはなくなって、オンラインになったけど合計の面接回数など内容はあまり変化がないとのこと。

やり方は変われど、聞かれている内容や服装に大きな変化は感じられませんでした。

私も昨年からzoomやteams、webexなど仕事で使うようになり、今では使用回数も増えてスムーズに使えるようになりました。

最初はトラブルも多く、ネットが繋がらずに予定通りの時間に開始できないことや途中でスマホが倒れたり、部屋の時間に限りがあり追い出されたり、みんなでハウリングしたり…本当にいろいろありました(-_-)ハウリングは今でもやらかしがちですが…

オンラインで失敗しないための最低限の注意点

そんな失敗を踏まえて、最低限の注意点です！

開始15分前には下記全てクリアーにしておくのがおすすめです。

□ネット環境

　オフラインになった場合に備えて予備の機器があった方がよい

□音環境

　周りの音が入らない環境を選ぶ（店内ＢＧＭ、ケータイ着信音など）

□電池

　長引いて電源が持たないことがある

□ツール

　zoom、skypeなど何のツールか、ログインできるかを事前確認

□明るさ

　逆光注意、自身の映りを事前に確認

□安定感

　移動しなくていい場所で倒れないように設置

□視線

　画面（の相手）ではなくカメラを見る

□ミュート

　ミュートになっていると話せないので注意

□音量

　マイク音量がオフになっていないか確認

□映り込み環境

　画面に余計なものが写らないか確認（部屋のポスター、人通りなど）

□身だしなみ

　※例え全身写らなくても気の緩みは伝わるので全身整える！！

スーツのプロが教えるオンライン面接での注意点動画はこちら

動画ではネクタイの隙間があいているのがだらしなく見えるなどのスーツ着こなしのプロ目線でのアドバイスもあります。

別件ですが私はテレビで謝罪会見を見ているときに、シャツの首周りのサイズ感や襟デザイン、ネクタイの結び目を見て、この人はほんとに謝罪する気はあるのかな？と謝罪内容より服装の方が気になることがあります。

この話をお客様にするとそんな細かいとこ見るんですね！と驚かれますが、普段きちんとした着こなしのスーツ姿の人に囲まれているから、無意識にだらしない人に違和感を感じてしまうのだと思います。

洋服は自分を良く見せることも悪く見せることも出来るので、身だしなみにはたとえ画面ごしでも最大限気を使ってください。

オンラインでの見え方

服装に大きな変化は感じないとお話しましたが、リアルと画像で見え方に違いがあるものももちろんあります。オンラインショッピングを思い出していただくと、「思っていた素材じゃなかった」「思っていた色と違う」などリアルと画像が違った経験がある方も多いと思います。

2019年10月に株式会社クロス・マーケティングが行った『商品動向に関する定点調査』によると、「オンラインショッピングで失敗した経験がある」と答えた人は全体の72.1％で大多数を占めていることがわかっています。さらに失敗したことの原因を見てみると、「イメージしていた質感と違った」と答えている人が34.1％と最も多い様子。

ということでまずは素材！

リアルだと布帛なのかニットなのか目が粗いのかきめ細かいのかなど一目でわかりますが画面越しではこれらはほぼ伝わりません。

つまりパリっとアイロンが必要な布帛のシャツでなく、ノーアイロンの柔らかい生地を着ていてもわからないということ！身だしなみとしてきちんとした服装を着ることは必要ですのでスーツ着用は必須ですが、緊張を和らげたいからニットシャツを着ることもとてもオススメです。

もちろんレギュラーカラーの白シャツというルールは守ったままで！